のこされたことばのかけら

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2026年4月11日 土曜日 『陰影礼賛』谷崎潤一郎 角川ソフィア文庫

 そういえば昨年10月以降くらいから、読んだ本の感想をこちらに書くのをすっかり忘れているなあということを思い出したので、つらつらと書いてみることにします。

 「陰影礼賛」という作品は、中学か高校あたりの国語の教科書に載っていて、その時に読んだ覚えがあります。光があるから陰がある、陰を思うから光が際立つ、というような案配の内容だったかどうか、まあその辺の記憶は適当でしたが、教科書で読んだときに好印象だったので、いつか読み返してみたいなと思い、大分前ですが文庫版を買っており、昨年の10月から11月くらいにかけて読みました。以下某SNSに書き散らしたものの断片です。

陰影礼賛、栞なしで適当に眺めていたせいか、この陶器と漆器の話題三度目だな(注:作中で三度取り上げているのではなく、自分が同じ部分を三度繰り返している意)ってなってようやっと栞を発掘してきました。

陰影礼賛の陰影礼賛部分を読みました。随筆集の冒頭なので、まだまだ読めるぞい。今読むと割とツッコミどころとか多いというか、妄想に近い感じもするけれど、こういうのもだいすきだなって思っちゃうから、なかなか読み進まない。昔は良かったと老人は言いがち問題を自虐的に言っているけれど、これ書いたときおいくつ? と調べてふーんってなっていました(注:1933年発表。1886年生まれだそうなので48歳?)。余計に進まないです。

半分を超えたくらいです。おっちゃんまたくだまいているなあ、というノリで読んでいますが、このくだまきは結構面白いと思います。西洋人が綺麗好きでマナーにうるさくて頑張り屋さんなのに対して東洋人は物臭で怠惰だ、という話が前提のおはなしは、ほ、 ほう……と味わい深く読めます。

おっちゃんくだまいているなあという表現には若干語弊がありますが、表題作の西洋は明かりが強く陰が少なくて、対して日本の陰影を好む云々は、読んでいて若干こじつけめいているなあと思って解説をチラ見したら解説でも若干(そのように)言及があって、あらやっぱりそうなんだ~ってなっていました(一個人の感想です)。

その後の(怠惰とかの方です)話で猫のしっぽに憧れがある、という出だしだったので、おっちゃんガンギマリすぎるよ、ってなったのはここだけの話です

え、おっちゃん源氏物語現代語訳されていはるん? やべ、ちょっと気になってきた……。

谷崎のおっちゃん今度は関西が関東よりも暑くてたまらんって言い始めて、そういえばこの時は関西にお住まいなのねと関西民の私は親近感を覚えるなどしています。関西のが土が白くて照り返しが暑いんだとか、時代だなあ。

角川ソフィア文庫版『陰影礼賛』(谷崎潤一郎)読み終わりました。表題作を含めたあれこれ随筆集。おっちゃんがぶつぶつ言っているのが大層面白いというか、所々光る表現がある感じ、でも基本ぶつぶつ言っています。トイレよもやま話とか私だいすきなやつでした。解説もそうそれ! と握手したくなったし想定が大路浩美さんで最高です。でもおっちゃんがくだまいている話です。

 今見返してみると谷崎先生ファンに怒られそうですが、まあ人様がぶつぶつ言っているのをにやにや観て楽しめるというのもある種の才能がその人に備わっているからだと思うわけでして、これでも大分褒めているのですと言い訳しておきます。見返してみて谷崎先生訳源氏物語のことを思い出したのは今日の私の収穫です。イツ読めるかはまったく分かりませんが、まあそのうちに。ではでは、また。

2026年4月5日 日曜日 ペーパークラフト戦艦大和~完成したものを模コンに出してみたはなし

 昨年まで作っていたペーパークラフト戦艦大和が完成しました。再開してみると割とトントン拍子に出来たようにも感じますが、途中パーツを切り出すのに苦労したような覚えもあります。ともあれ完成したので、満足はしたのですが、再開するきっかけになったものづくり会の主催者さんが、こんなものがあるけれど出してみませんか、と教えてくれたのが、YouTubeの吉本プラモデル部というチャンネルで年1回くらい行われている「模コン(吉本プラモデル部の模型コンテスト)」というイベントでした。吉本プラモデル部というチャンネルは、普段プラモデルや模型制作のノウハウとか作品紹介などをおこなっている動画チャンネルですが、その視聴者から作品を公募して、応募された作品を全部紹介するというのが通称模コンだそうです。今回あった第6回模コンは1110作品くらい集まったそうで、それらを2日間に分けて、紹介しながら色々優秀な作品を発表していく、というようなかたちだそうです。昨年度? 行われた第5回の模コンを拝聴したのですが、確かに全作品紹介されている感じで、それを見ながら部員のかたや審査員のプロモデラーさんなどが、気になる作品にコメントをしてくださったりしていて、2日あるといいましたが、1日でも朝から夕方くらいまでの長丁場で(休憩時間もありますが)割とがっつり紹介してくださるのだなと感じました。模コンをおすすめしてくださった方いわく、作品をとりあげてもらったりコメントをいただくと自分のモチベーションアップにつながったり、単純に嬉しい気持ちになるのでいいよ、みたいなことをおっしゃっていたように思います。そのお話を伺ったあとすぐくらいに、丁度ペーパークラフトが完成しましたので、まあそれなら記念に応募してみようかしら、と思った次第です。作品の応募には最大三枚の写真画像と、100文字くらいだったかのアピールコメント、あとモデラー名と作品名などの情報が必要です。よく分からず写真も撮るの下手くそながらも作成して、コメントどうしようと思ったのですが、とりあえずネタになるかしらと、作り始めてから11年くらいかかった話などを適当に書いて応募して満足しておりました。応募したのが12月半ばくらいで、発表があったのが3月下旬くらいだったのですが、結果1日目の後半の2nd STAGEというところで紹介いただき、部員さんや審査員さんにコメントをいただいたりしました。正直な話、前回の動画のアーカイブを観たときに、めちゃくちゃすごい作品が沢山上がっているのをみて、自分のような市販品を普通に作っただけのもの、しかもプラモデルではなくペーパークラフトというちょっとずれた作品で、作品の出来映えもそこまで技術力は高いものではないし、アレンジなども皆無、想像力を働かせて仕込んだみたいなこともない、芸術点も高くなさそう、そんなないないづくしの普通な作品で、ウリといえば唯一「11年かかった」みたいなネタ全振り的な要素だけなので、そのネタを拾ってコメントいただけたことは素直に嬉しかったです。さらに艦船模型などにお詳しいらしいチョートクさんという方に過分なコメントをいただいたりして、うわあこれは穴があったら入りたいやつだなあとちょっとかなり恥ずかしくなりました。自分の作品を出すことで、普通に動画を観て作品を楽しむ以外に、自分のがいつ紹介されるのだろうかという余計などきどきが増えてしまったことは良い反面悪い反面両方あるかとは思いましたが、次回以降出すとすると、ビギナーズラック的なネタ全振りはもう無理だろうし、技術も芸術も物語もよう作りませんし、まあコンテストとか気にせずいつも通りに作ってみて、満足したものを出してあとはおまけくらいの気持ちで記念にするくらいがいいのだろうな、と思います。気楽にやろうということです。ちなみに万が一興味がわいた方向けに言うと、私の作品の紹介は、1日目の6:20くらいにおります。ではでは、また。